昨日9日埼玉スタジアム2000で開催された、W杯ドイツ大会最終予選「日本 vs 北朝鮮」は、ロスタイム直前、大黒の劇的なゴールで2-1で日本が勝った。
詳細は、
試合速報|サッカー日本代表 日本対北朝鮮 (
スポーツナビ)を参考にしてください。
ホントこのpost長いですので。。。
スターティングメンバーは、変わらずの日本。
調子良いというが、宮本抜かれているし、どうかな?
両サイドもどうなんだろう。。。
北朝鮮は、強い(らしい)チェヨンスがリザーブスタート。
スーパーサブとして使うのだろうか?
キックオフ早々から、北朝鮮の”厳しい”チェック。やはりか。
4分、アレックス(三都主)に対する反則から得たフリーキックを小笠原が決め早くも先制点。
綺麗な放物線を描きゴール左隅に決まるいい感触。
今日は、早いウチに点を取ってせっかくの海外組さんも見学だけかと思ったら、全然入らない。サイド突破をはかるが、みるみる詰められていく。中央からも、見事に1対2になり、最終ラインは越えさせない感じ。守備はかなりいいと見た。
GKはあまりキャッチングは良くなく、前に弾くケースが見られるが、それでも動きは良い様である。
29分にチェヨンスが入ってからは、北朝鮮の攻撃に弾みがつく。
3~4人で攻めているが、パスの通りがいい。必ず相手を見据え、確実に届くくらいのパスを送っている。なので、小気味よいくらいまで、ゴール前に来てしまう。
特に真ん中に結構入れられているのが気になる。
日本は、とりあえず、サイド突破をはかるが、やっぱり動きが遅い。相手側中盤からは、FW+小笠原任せの状態に見えた。玉田の突破も相手の戻りが早く、決定的かと思ったチャンスも戻った相手ディフェンスに防がれてしまう。
結構、日本側はゴール前の危ないシーンがあったが、やはり川口さまさま。勘の良さが幸いし、ゴールを割らさない。
テクニックよりは、根性で北朝鮮が上回った感じで、前半終了。
前半2人の交代で、流れを変えた北朝鮮に対し、日本は何もしないように見えた。
アレは、どうも攻めあぐねているからか、ちょっと動きがおかしい。替えては?と思った。
後半も、変わりなくスタート。
北朝鮮の攻撃に日本が防戦一方。
61分。
北朝鮮、中盤を細かいパスが見事に決まる。小気味よいくらいで、左に流れ、もう一度折り返すかと思いきや、難しいコースを決めてきた。同点。
川口も呆然。但し、逆に動いたところを見ていたようで、これは、練習していたな?と思わせる失点。どっちかというとボランチ、DFでパスカットとコース消しが出来ていない様に思える。
64分。
鈴木に替えて高原投入。
66分。
田中誠に替えて中村俊輔投入。4-4-2にシステム変更。
ここから、日本の怒濤の攻撃ラッシュが続く。
消えていた、福西、遠藤が生きてきて、攻撃の幅は広がる。
ゴール前でのシーンが続くが、あともう一本がでない。高原に高さがあれば。。。久保の復帰が待ち遠しいというヘッドのシーンが2本。ボールの行き所が悪いシーンが2本か。センタリングも中澤、福西はマークされた時のカードがない。
北朝鮮も完全に引き分け(または、縦パス1本)にシフトしており、ゴール前の堅さが戻ってきている。ここでこじ開けるだけのところはない。
79分に大黒投入でも変わらず、何度か攻めるが、やっぱりいかない。
諦めかけたロスタイム1分。
小笠原のクロスにGK反応するも前に弾く。
詰めていた、福西がノントラップでシュート?、それを残っていた大黒が振り向きながらあわせ、ゴール。
昨年のオマーン戦を見ているようなシーン。
大黒の好調がわかる様な代表初ゴール。
残りは、よどみなく流れ、終了。辛くも勝った。
つらつらと書きましたが、北朝鮮は、勝てそうな試合を落とした。
パスの正確さ、強さ、フィットネスの良さ、そして、メンタルの強さは、ひょっとして、4.5枠の最後にいくかもしれないという予感をさせる内容だった。
海外組が入ってからは、守るので精一杯な感じなので、それが日本との差か。
日本については、やはり、ジーコの頑固さにはあきれるばかり。
今日は、アレではなく、三浦アツでいってほしかったし、シリア戦での宮本では、危ないと思っていたら、かなりずたずただった。私は、松田のほうが良かったと思う。
FWは、一応問題なしとしたいが、あえて言えば、久保の復帰待ちか。
大黒は、とりあえず元気なので、現状、大久保の場所はなくなったかもしれない。
一つ思ったのは、アレに替えて、俊輔を出すこと。
俊輔は、サイドはいやかもしれないが、小笠原の動きが良い時は、その方が、攻撃のバリエーションが増えるし、遠藤、福西、中澤とも連携出来れば、守備もイケルのではないか?
高原は、ちょっと焦りが見えたが、やぱり、彼が入るとセットプレーで相手のマークがかかり、逆に大黒、福西の持ち場が増えたと思う。
全般的には、やはり、親善試合と本試合は全然気迫、雰囲気が違う。
アジアカップも各国目的が違っていたので、勝てたんだろうけど、この先は不安。
国内組でそれなりにはやっているが、やっぱり差があることは明らかになった。
小笠原でもやれそうだが、サポートが必要かと思った。
次は、アウェイなので、小野・稲本は戻ってくるだろう。
ジーコもひょっとしたら、やっぱり海外組と言わせるための場を持ったのかもしれない。
ミニキャンプでもしないとちょっと危険かな?
ただ、この状態で、6月の平壌は不安ですね。
次のアウェイのイラン、ホームのバーレーンと続く時は、本当に勝ち抜けられるかがわかる。
次回は、アレックス(三都主)、田中誠が出場停止、DFは松田か茶野、アレのところは、ちょっと楽しみです。
trackback from
お疲れであります。 何とか勝利 日本代表 by
2+2=5
なんとか勝ち点3 by
カタルーニャのお姫様
【おまけ】
あ、そういえば、忘れてたけど、今回も問題は、某テクニカルディレクターさん。
前半で完全に押されていたのに、後半はじめから海外組投入かと思ったら、1点取られるまで動かない。
大黒の投入は、考えがあったのか勝負師の勘かは不明だが、的中した。
せっかく、
ここで物わかりの良さげな記事を書いたのに。。。
相変わらずのパターンでは、果たして良いのだろうか?
昨年は、久保、藤田と途中投入の選手で命拾いしてる。だけどいつまでも続かない。
ただ、仮にドイツに行ったことを考えるともうそんなに大きな変更はできない。
Scene819 あとは、静かにその時を待つ・・・わけないか。
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