優太ちゃん救出現場保存へ 長岡市が検討、慰霊碑も
[ 05月18日 22時16分 ](Excite エキサイト : 社会ニュース|共同通信)
新潟県中越地震で皆川優太ちゃん(3つ)が奇跡的に救出された長岡市妙見町の土砂崩れ現場について、同市は18日、震災の象徴として保存する方向で検討を始めた。
亡くなった母親の貴子さん=当時(39)=と姉真優ちゃん=同(3つ)=の慰霊碑も建てる方針。森民夫市長は「震災を風化させたくない」としている。
昨年10月23日の地震で、現場の県道は約250メートルにわたり崩落。母子3人が車ごと埋まり、優太ちゃんは約92時間後、レスキュー隊員に救助された。
市によると、優太ちゃんの祖父敏雄さん(69)は「悲惨な事故が二度と起きないようにすることが2人の供養と考えている。保存していただけるならうれしい」と話しているという。
現場は今もほぼ当時のままで、市は地質調査の結果を待って具体的な保存方法や県道の復旧などについて県と協議する。
神戸、長田の「平和の鐘(塔だったかな?)」、メリケンパーク、淡路の断層そのまま保存など、震災の記録を残す動きがありましたが、感情的な面では、課題はあると思います。助かった男の子のことを考えると、微妙なのではと思います。
少なくとも親族が容認するコメントを頂いてますが、ベターな形になればいいですね。