<訃報>永島慎二さん67歳=漫画家 「漫画家残酷物語」 [ 07月06日 11時26分 ]
「漫画家残酷物語」「フーテン」など人生哲学的な作品で60年代から70年代にかけて若者に支持された漫画家、永島慎二(ながしま・しんじ、本名・真一=しんいち)さんが6月10日、心不全のため死去していたことが分かった。67歳。東京都杉並区の自宅で倒れているのを家族が発見し、搬送先の病院で亡くなった。葬儀は家族だけで行う予定。喪主は妻小百合(さゆり)さん。
52年「さんしょのピリちゃん」で14歳でデビュー。61年の「漫画家残酷物語」は漫画に青春をかけた青年たちの姿を描いた。独特の感性でつづる私小説的な作風は熱烈な支持を得、教祖的存在となった。60年代は新宿でフーテン生活を続け、ライフワークとなる「フーテン」を生む。64年に虫プロに勤務し、テレビアニメの制作に携わる。67年から「柔道一直線」(梶原一騎原作)を途中まで手がけた。妥協しない生き方を貫き近年は寡作だった。72年「花いちもんめ」で小学館漫画賞、74年「漫画のおべんとう箱」で日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。
(Excite エキサイト : 社会ニュース|毎日新聞)
阿佐ヶ谷は、漫画村とかいわれたこともあるくらい漫画家沢山居ました。
日本のフォークソングもそんななかから生まれてきました。
このところのアーチストの訃報記事を見る度に、なんか年を取ったと思わされている昨今です。
私が読んだことがあるのは、柔道一直線の復刻の単行本くらいで、晩年は、ビッグコミックにちょっと書いてらっしゃったのを拝見したくらいです。
でも、その青春時代の想い出を、
〈東京asahi.com・中央線の詩〉青雲・阿佐ケ谷 永島慎二
で語ってらっしゃいました。
改めてその熱意と周囲の人の温かさにちょっとウルっと来てしまいました。
そんな心もちょっと薄れてきたような気がしますね。。。
故人の生前の活躍を顧み、謹んでご冥福を申しあげます。
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永島慎二さん・・・残念です。 by
廃園の秋