補償金上乗せ見送り決定 iPodなどプレーヤー [ 12月01日 11時15分 ]
MDなどの販売価格に著作権者への補償金を上乗せする制度の対象にiPodなどのデジタル携帯プレーヤーを加えるかどうかを検討していた文化審議会の著作権分科会法制問題小委員会は1日、追加指定見送りを盛り込んだ報告書を決定した。
報告書は見送りと併せ「制度の廃止やほかの措置の導入も視野に入れ、抜本的な検討を行うべきだ」と提言。現行制度についても消費者への理解に努めることなど運用面の改善を求めた。
小委員会は、制度の問題点として(1)私的録音を行わない人にも課金している(2)著作権者への補償金の正確な分配が困難(3)消費者への制度の周知が不十分-などを挙げた。
その上で「(音楽などのコピーを制限し、著作権を保護する)技術の進展で私的録音の実情の捕捉が可能になりつつあるとの意見があり、現在の制度を正当化する根拠は失われつつあるとの指摘がある」とし、こうした状況も踏まえて「指定は適切ではない」と判断した。
(Excite エキサイト : 社会ニュース|共同通信)
決定事項は、いいことかな? と私は考えるのですが、現状では、全てのオリジナルなコンテンツについては、著作権、所有権、著作権的使用権、肖像権などの権利が生じてくる可能性があります(ってあるんですよね)、メディアそのものや、ダウンロードで課金するだけでなく、例えば、一回聞いたら、0.1円、とかの課金方法も考えていかないと、おそらく、不公平感を言ってくる、アーチストのかたもいるかな?って考えたりします。
個人的には、気に入った楽曲には、多くお金を払い、気に入らなかったら、聞かないから、払いたくない、なんてことも出てくるのではないかと思います。
アーチストの皆さんは、どう思っているのでしょう。