NTT東のIP電話トラブル、ソフトウエアの不具合原因
私の勤務先も、ある事情から、IP電話にしようとの動きがありまして、この会社ともう1社で検討してますが、こっちの会社は、発信者通知がいまの番号になるということだったので、ちょっといいな、なんて思っていたんですよ。
で、この障害。
引用先の社長の言葉には、ちょっと”?”を考えました。
ある程度、想定しないといけない問題だとは思うんですよね。
リストラ、経費節減の折、できれば、絞りなさいという経理からの「お役所」的な要請もありますが、やはり、移行期間のバックアップは必要なのでしょうね。
となると、その費用を利用者だけが負うのは、日本人的な考えでは、説得できないことですね。
かといって、もう一社が大丈夫という保証はなく、しかも、そこは、ダイアルインで置き換えはしてくれるのですが、発信者通知は、050からのパーソナルナンバー。
困りました ;。
もっとも、電話ありきの世界も困ったものですけどね。
相変わらず、某お役所は、電話攻撃が凄い!!!(汗)。
NTT東のIP電話トラブル、ソフトウエアの不具合原因
2006年09月25日20時19分
NTT東日本のIP(インターネット・プロトコル)電話「ひかり電話」がつながりにくくなったトラブルについて、同社は25日、通信網を制御するサーバーのプログラムミスや、障害が起きたサーバーの初期化が不十分だったことが原因と特定した、と発表した。障害発生から原因特定まで6日間を要し、管理態勢に課題を残した。
NTT東はトラブルの再発を防ぐため、来年度に計画していたサーバー増設などの工事の一部を今年度に前倒しする。約80万の全加入者に対して、補償として今月の基本料金などの10分の1を減額する。ひかり電話の営業は今まで通り続ける。
同社によると、障害の原因は、新規加入の法人客から19日朝に大量の着信を受けたサーバーのソフトのプログラムミス。1秒間に100回の発着信を処理できるはずが、10回で処理に遅れが出るミスがあったという。
20日の障害は別の中継サーバーで発生した。このサーバーのソフトを初期化した際、完全に初期化しきれずに不要な情報が残り、本来の性能を発揮できなかった。
高部豊彦社長は会見で「IP電話は始めてまだ数年で、技術開発に至らない面があった。技術の信頼性を高めることが我々の使命」と述べた。