水天宮前の交差点をちょっと入ったところにある、路地。
そこに、カウンター5席とソファ4席の小さなバーがあった。
マスターは、銀座でも鳴らしたらしい超ベテランバーテンダー。
彼の作るカクテルは、まろやかで、時にはほろ苦く、時にはやさしく心に染み入る。
ここの常連は、老若男女、世代地位もばらばら。
でも、みんなここのおっちゃんと語りながら、人生の止まり木を楽しんだ。
年には勝てず、心臓を弱くしたため、入院を気にお店は閉店。
いまも、近所を自転車で通ってくるが、ちょっと老化が入ったか、挨拶してもあまり覚えてなかった。
ちょっとエッチでダンディーなおっちゃん。
人生の楽しさを教えてくれたおっちゃん。
正直に人生を楽しむことを教えてくれました。
いつまでも長生きはしてほしいなぁ。
ちなみに、ここで作っていた変わり焼酎は、ある居酒屋に引き継がれていて、その思い出を思い出すことができる。
ちょっとレトロな看板。
現在は、ご覧の通り。
5年前の値段。
某、インディゴブルーの会社の方に紹介いただいた私は、角を置いていただいていた。
この界隈は、まあ、エアポケットのようです。