<サッカーW杯>日本敗因は対独親善試合での善戦 協会分析
これ、なんか言い訳のように感じられますね。
ドイツの善戦とマルタの辛勝ならば、気のゆるみというのははっきりしていることであり、修正できなかったことがダメとどうして書けないのだろう。
ここから、
・日本代表ブランドを作るための”強化試合”が多かったこと
・ジーコの選手選定の問題がそのまま、選手の慢心やモチベーション低下につながった
とも言えるのではないかと思ったのですが、その反省はない(笑)。
高さのあるDFっていうけど。。。
やっぱり井原のクローンでもつくることを考えるか(汗)。
もっともレポートの販売を目的とした物のようですから、中身にはきちんとし総括があるかもしれない。
でも、買わないぞ(笑)。
<サッカーW杯>日本敗因は対独親善試合での善戦 協会分析 [ 11月08日 19時52分 ]
日本サッカー協会の田嶋幸三専務理事は8日、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会での日本代表の敗因について、開幕直前に行われたドイツとの親善試合で善戦したことがかえってマイナスに働いたとの見方を示した。日本協会が編集し、10日発売されるW杯分析リポートの説明会で言及した。
田嶋専務理事はW杯当時、技術委員長として代表に同行した。大会直前に組まれた親善試合2試合のうち、日本はジーコ前監督が「負けてもいい」と考えていた強豪ドイツと引き分け、格下のマルタには辛勝した。田嶋専務理事は「チャレンジャーであるべきなのに、(ドイツ戦で)受け身に立つ雰囲気が生まれた。思惑と違う結果になった」と説明した。
リポートではコンディション作りの問題点も指摘。5月上旬のキリン杯から福島・Jヴィレッジ、ドイツ・ボン両合宿にかけて休みがほとんどなく、選手に疲労が蓄積。「ドイツ戦がピークだった」と結論付けている。
さらに、皮肉なことにドイツ戦を境に現地の気温が上昇。日中行われた1次リーグ初戦のオーストラリア戦で後半動きが落ちる伏線になったとの見方を示している。ジーコ前監督の評価について田嶋専務理事は「100%のパフォーマンスを引き出したとは思わないが、最高の結果を出そうと努力した」と改めて擁護した。【仁瓶和弥】
(Excite エキサイト : スポーツニュース|共同通信)
W杯敗因は「高さ不足」「調整失敗」 サッカー協会総括 2006年11月08日22時58分
日本サッカー協会は8日、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会での日本代表の戦いについて総括会見を開いた。「(DFの)高さ不足」「調整の失敗」などを1次リーグ敗退の理由に挙げた。
初戦で豪州に苦しめられた「高さ」は、開幕1年前のコンフェデレーションズ杯あたりから「対応が必要と感じていた」(田嶋専務理事)。その後、ジーコ前監督は身長187センチのDF箕輪(川崎)を試すなどしたが、最終的に「(主将で176センチの)宮本(ガ大阪)が10センチ高くなるわけではない。単純に身長を求めるより、クロスを上げさせない、上げられても的確な位置取りで対処する」という判断に至った。
だが本番では3試合とも球際の攻防で後手に回り、意図通りにいかなかった。田嶋理事は「球を奪う際、日本では『ショルダー(肩)チャージ』を強調しすぎる。腰を入れないと強い相手からは奪えない。ここの指導法を変えなければならない」と振り返った。
選手の体調は、大会前の親善試合で2―2と健闘したドイツ戦が「ピークだった」と認めた。「(開幕1カ月前から)キリン杯、国内合宿、ボン合宿と休みがなく疲れていた」
また、クロアチア戦で決定機を外した柳沢(鹿島)について、田嶋理事は「批判もあるが、難しいボールが(相手の)股を抜けてきた」とかばった。
会見は、ドイツ大会の傾向を分析したDVD「JFAテクニカルレポート」が10日から一般販売(税込み6300円)されるのに合わせて開かれた。