やっと見たって感じでした。
『007/カジノ・ロワイヤル』
【ストーリー】
暗殺の仕事を2度成功させたジェームズ・ボンドは“00(ダブルオー)”の地位に昇格し、最初の任務で、世界中のテロリストの資金源となっている“死の商人”ル・シッフルの存在を突き止める。高額掛金のポーカーで資金を稼ごうとするル・シッフルと勝負するため、モンテネグロに向かうボンドの前に、国家予算である掛金1500万ドルの監視役として財務省から送り込まれた美貌の女性ヴェスパー・リンドが現れる。
「
goo映画」より引用
trackback from
「007 カジノ・ロワイヤル」ビ、ビギンズだ~!!
by
シネマ親父の“日々是妄言”
007 カジノ・ロワイヤル by
nest nest
相変わらず、ネタバレ気にせずあげちゃいます。なので、下まで、ずーっと見ないでください。
時系列に関係なく、方々trackback することをご容赦ください。
【解説】
新ボンドのキャスティングを巡ってはワールドワイドに物議を醸したが、ダニエル・クレイグという選択は間違いではなかった。原作はイアン・フレミングのボンド・シリーズ第1作。ゆえに殺しのライセンスを与えられた諜報員としてはまだまだ未熟で、これまで描かれたボンドたちとは違い、失敗もするし、本気で恋にも-ヴェスパーはシリーズ最高のイイ女かもしれない-落ちる。アクションやセックスアピールだけではない一人の男の複雑な魅力がよく出ている。引き続きジュディ・デンチが演じるMとの辛辣でウィットに富んだ会話もいい。主題歌「ユー・ノー・マイ・ネーム」も、まさに007誕生にふさわしく、新しい始まりを予感させる。
「
goo映画(
タイトルトップ)」より引用。
【感想】
ダニエル・クレイグの配役には賛否(いえ否定的ですね)な意見が多かったこの作品。
正直言って、これまでの007で観に行くとおそらく腹が立って仕方がないかも。
でも、楽しめました。
M(え、こいつがぁ?(補足:ゴールデンアイからこの方だそうです<(__)>))がいみじくも言った「冷戦時代がなつかしい」、これがすべてです。
冷戦が終わり、テロとか民族紛争といった局地戦になったこの時代には、この表現しかないでしょうね。
そう、これは、リメイクです。
アクションもシンプルにでも大胆なところは大胆に描いてます。
つきものの裏切りは、まあ、あいつはいいとして、あいつも? あいつはどっちだ?と言ったところも少々ありますね。
最後に黒幕をちょろっと出すのですが、そこがちょっとお間抜け過ぎないかなって感じもするんですね。
たぶん、泳がせるのでしょうね。
だから、続きます。絶対に(笑)。
アクションも影や相手の表情、サイン、毒薬など、相変わらずの描き方で、自分は、2作目の「ロシアより愛を込めて」の次にって(ほめすぎ)思いました。
でも、登場人物を殺しすぎです。
もう少し、生かしてほしい人もいたのに。。。
【私の採点】
★★★★
(満点10点 ★:2点。☆:1点)
キャスティングにはちょっと?もあります。
特にMは、ちょっとお笑い入れすぎでは? とも思いました。
でも、MGM/UAを買ったコロムビア映画(ソニーピクチャーズ)としては、007をリニューアルして新しい売れ筋コンテンツシリーズにしようとしている意図は十二分に伝わってきましたよ。
ソニーグループは総出で露出、特に携帯電話とメールを使った謎解きとかは、今風で、Miのリメイク同様、これは、面白くなったと思いますよ。
一番は、蘇生装置かも。
日本ではむりですね、あんなことするのは。。。
セットもいいですね。水上の楼閣。
外観と中の感じのギャップもいいです。
主演のダニエル・クレイグさんですが、ちょっと凄みはないんですよ。
でも、まあ、今の時代ならこれくらいのほうがいいかもしれないですね。
エヴァ・グリーン、いいですね。だめです。ちょっとうなされました(え)。
【製作メモ】 from
All Cinema ONLINE
原 題 CASINO ROYALE
上映時間 144分
製 作 国 2006年 アメリカ/イギリス(ソニー/MGM/UA)
公開情報 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
初公開年月 2006/12/01
ジャンル アクション/サスペンス/アドベンチャー
《公開時コピー》
最初の任務は、自分の愛を殺すこと。
監督: マーティン・キャンベル
製作: バーバラ・ブロッコリ
マイケル・G・ウィルソン
製作総指揮: アンソニー・ウェイ
カラム・マクドゥガル
原作: イアン・フレミング 『007/カジノ・ロワイヤル』(東京創元社刊)
脚本: ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド
ポール・ハギス
撮影: フィル・メヒュー
プロダクションデザイン: ピーター・ラモント
衣装デザイン: リンディ・ヘミング
編集: スチュアート・ベアード
音楽: デヴィッド・アーノルド
テーマ曲: モンティ・ノーマン (ジェームズ・ボンドのテーマ)
主題歌: クリス・コーネル
出演: ダニエル・クレイグ ジェームズ・ボンド
エヴァ・グリーン ヴェスパー・リンド
マッツ・ミケルセン ル・シッフル
ジュディ・デンチ M
ジェフリー・ライト フェリックス・レイター
ジャンカルロ・ジャンニーニ マティス
サイモン・アブカリアン アレックス・ディミトリオス
カテリーナ・ムリーノ ソランジュ
イワナ・ミルセヴィッチ ヴァレンカ
セバスチャン・フォーカン モロカ
イェスパー・クリステンセン ミスター・ホワイト
クラウディオ・サンタマリア
イザック・ド・バンコレ