映画も久々だなぁ。
ほぼ、1ヶ月ぶりとして選んだのは、
『パッチギ!LOVE&PEACE』
やっぱり、見ておかないと。。。
【ストーリー】
1974年、東京。江東区枝川でサンダル工場を営む叔父夫婦のもとに身を寄せるリ・アンソン一家。難病に冒された幼い息子チャンスの治療のために京都から出てきたものの、医師の下した診断は厳しく、さらに多額の費用が必要なことがわかり、乱闘騒ぎをきっかけに親友になった元国鉄職員の佐藤と命がけの計画を立てるアンソン。妹のキョンジャは稼ぎのいい芸能界に飛び込むが、人気俳優の野村と出会い恋に落ちて…。
「
goo映画」より引用
参考サイト
excite映画 (
該当ページ)
trackback from
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」確かに泣けたけど…。
by
シネマ親父の“日々是妄言”
相変わらず、ネタバレ気にせず記事をあげちゃいます。なので、下まで、ずーっと見ないでください。
時系列に関係なく、方々trackback することをご容赦ください。
【解説】
68年の京都でエネルギッシュに青春の日々を送った『パッチギ!』のアンソンとキョンジャの兄妹が帰ってきた。大人になった彼らはさらなる厳しい現実に立ち向かうことになる。日本の植民地時代に生きた2人の父親の若き日の姿も交え、親子三代にわたるドラマが展開するが、それは「在日」の人々の物語にスポットを当てると同時に、非「在日」も含めた矛盾だらけの日本の姿も痛烈に浮かび上がらせる。ありきたりな続編ものとは一線を画し果敢に攻め続ける井筒和幸監督は、徹底的に生きることを肯定する。何が何でも生き延びてやるという必死さこそがパッチギの心意気なのだ。新たに主役に抜擢された井坂俊哉と中村ユリも好演。
「
goo映画(
タイトルトップ)」より引用。
【感想】
【私の採点】
★★★★
(満点10点 ★:2点。☆:1点)
評判は、かなり高いのでしょうが、9点はあげられません。
なぜって。欲張りすぎたのではないだろうか。
1944の済州島からの逃亡シーン。
流れ着いたヤップ島でのシーン。
これらをオーバーラップさせて、「生きぬいてやるんや、なにがあっても。」という、キャッチにもにた主題を出そうとしているのは、理解できたのですが、果たして何人がそこで、生き抜くことの大切さを理解できるか。
それ以外にも、主人公アンソンの息子チャンスの病気(筋ジストロフィー)、海外ロケに行きたくてもパスポートがとれない主人公の妹(キョンジャ)、とそれこそ、これでもかと生きることがこれほどまでに難しいかと思わせるシーンはありますね。
それから、在日への偏見などをモチーフにしているシーンもあります。
ラサール石井の「あのこ目つきが」とかですね。
テーマとしては、ギリギリまで追い詰められても精一杯「生きる」ことが人間として大事なことなんですね。
あと、びっくりは、藤井隆に東北弁を喋らせたことかな。
吉本系では彼になると違和感はなかったですが、でもこれも一種の差別を暑かったつもりかな。
その意味では、一作目の方が、シンプルな題材と展開だっただけに試写会での乱闘シーンとともに、どうも違和感が続いたかもしれません。
自分としては、カミングアウトせずにキョンジャを生き延びさせるのも一つの展開かとも思っていたのですが、エンディングで元に戻ったのは、なんだか悲しいですね。
でも、かなり丹念に撮影しているのはわかります。
特に、キョンジャがデビューからのし上がっていく仮定は、あ、あのタレントがと分かるようなシーンがふんだんであり、井筒さんのこだわりもわかります。
で、クレジットないかたで、意外なかたを見つけました。
クレジット有りの人では、やっぱり、キム兄でしょう。
似合いすぎです(笑)。
【製作メモ】 from
All Cinema ONLINE
上映時間 128分
製 作 国 2007年 日本(シネカノン/ハピネット/讀賣テレビほか)
公開情報 ギャガ・コミュニケーションズ
初公開年月 2007/05/19
ジャンル 青春/ドラマ/ロマンス
《公開時コピー》
生きぬくんだ、どんなことがあっても。
監 督: 井筒和幸
製 作: 李鳳宇
河合洋
キム・ウテク
西垣慎一郎
川崎代治
千葉龍平
冨木田道臣
プロデューサー:祷映
エグゼクティブプロデューサー:
李鳳宇
脚 本: 羽原大介
井筒和幸
撮 影: 山本英夫
美 術: 山下修侍
衣 裳: 星野和美
塚本志穂
編 集: 冨田伸子
音 楽: 加藤和彦
CGIディレクター:
太田垣香織
CGIプロデューサー:
坂美佐子
ガンエフェクト:
ビル横山
スクリプター:国米美子
ラインプロデューサー:
杉原奈実
音 響 効 果:北田雅也
擬 斗: 秋永政之
佐藤幹
照 明: 小野晃
装 飾: 中澤正英
録 音: 白取貢
助 監 督: 武正晴
出 演: 井坂俊哉 李安成(アンソン)
中村ゆり 李慶子(キョンジャ)
西島秀俊 野村健作
藤井隆 佐藤政之
風間杜夫 ビョンチャン
キムラ緑子 兄妹の母
手塚理美 キョンスン
キム・ウンス 高泰玉(テオ)
今井悠貴 李燦秀(チャンス)
米倉斉加年 枝川の長老
馬渕晴子 ホルモン屋のおばさん
村田雄浩 朝鮮将棋のおじさん
ラサール石井 三浦プロデューサー
杉本哲太 「太平洋のサムライ」監督
麿赤兒 石橋中将役の大物俳優
でんでん ライトエージェンシー社長
寺島進 イカ釣り船の船長
国生さゆり お志摩
田口浩正 南プロデューサー
すほうれいこ なおみ
宮川大輔 水中運動会のAD
山本浩司 ライトエージェンシー松井
松尾貴史 ギャグ好きのおじさん
清水優 ヨンギ
桐谷健太 国土舘応援団団長の近藤
粟野史浩 応援団の金閣
土平ドンペイ 応援団の金閣
田中要次 先輩運転士
徳山昌守 朝高生の番長
浜田学 錦宏次郎
菅原大吉 舞台挨拶の司会者
堀江慶 サード助監督
長原成樹 ブローカーの男
田中哲司 取調官
日向丈 刑事
愛染恭子 スナックのママ
木下ほうか ヤクザ俳優
金田敦 時代劇の監督
並樹史朗 倉田プロデューサー
竹下明子 佐藤の母
鎌田愛 佐藤の妹
吉田千晃 三浦プロデューサーの秘書
久ヶ沢徹 水中運動会の司会
川村亜紀 水中運動会の司会
松永京子 チャンスの母(写真)
ソン・チャンウィ 父ジンソン
ちすん 若い海女
パク・ソヒ 金村伍長
新屋英子 故買屋の女店主
中村有志 宇野重吉
温水洋一 マスター
木村祐一 漁船の船長
写真ですが、時間があったら上げます(汗)。
って、もう、参考にできない(汗)。
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