今日は、
別の映画(
公式Web)を見る予定だったのですが、上映時間に間に合わず、ちょうど間に合いそうだった映画(え)を見ました。
『幸せのレシピ』
ちょうど「シカゴ」で明暗を分けた女優さん2人の映画が同時期に公開してるのもなんかあるかと・・
【ストーリー】
ニューヨークの人気レストランで料理長を務めるケイトは完全主義者。仕事に対する情熱は人一倍。厨房では料理人たちを取り仕切り、目が回るような忙しさの中、正確に、完璧に、すべての料理を仕上げていく。積み重ねてきたキャリア、努力して手に入れた自信と賞賛、やりがいのある仕事、築き上げた自分の居場所。でも、気付かない幸せは、自分が決めたレールの外にあるのかもしれない…。予期せぬ出来事から“完璧な厨房”の外へと踏み出すことになったケイトが見つけた新しい自分とは…。
「
goo映画」より引用
参考サイト
excite映画 (
該当ページ)
trackback from
幸せのレシピ by
ありふれた毎日
「幸せのレシピ」大甘だけど、佳作です(^^;。
by
シネマ親父の“日々是妄言”
さじ加減 by
明日 晴れるといいな
相変わらず、ネタバレ気にせず記事をあげちゃいます。なので、下まで、気になるかたは、ずーっと見ないでください。
時系列に関係なく、方々trackback することをご容赦ください。
【解説】
時にほろ苦く、時に切なく、けれど確かにこれが幸せなのだと、ただ幸せをつかまえるだけの“おとぎ話”で終わらない、観る人の心に染み入る本物のハートウォーミング・ストーリー。主人公のケイトに扮するのは、『シカゴ』でアカデミー賞に輝いたキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。彼女の神聖なる厨房に突然闖入してくるシェフ、ニックを演じるのは『サンキュー・スモーキング』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたアーロン・エッカート。ケイトが引き取ることになった姪ゾーイを演じるのは『リトル・ミス・サンシャイン』でアカデミー助演女優賞にノミネートされた天才子役アビゲイル・ブレスリン。監督は名作『シャイン』でアカデミー賞7部門ノミネートの賞賛を集めたスコット・ヒックス。(作品資料より)
「
goo映画(
タイトルトップ)」より引用。
【感想】
久々に、なーんも残りませんでした。
でも、良い意味で、それくらいほんわかした内容だったかな。
物語のテンポのよさにも感心しましたよ。
この映画は、ちょっと前にドイツで制作された「マーサの幸せレシピ」がモチーフ(っうか完全に再制作権買ったんでしょうね)となってます。
その映画も単館系で結構話題になったので、おそらく見た人も多いのかな。
ストーリーは、さらに単純化しているようで、ケイトとゾーイの出会いからニックとの共同生活が始まるまでのものって言ったら、あっさり過ぎるのですが、その間のケイトとセラピストの問診とかゾーイの表情なんかは、かなりドキッとさせられます。
元作と違うのは、主人公のおかれている立場とゾーイの父親の存在。
そこが違うだけで、ケイトとゾーイがどうやって仲良くなるかだけを見る側も追うことができるかな。
ケイト役の女の子は、今年「リトル・ミス・サンシャイン」でアカデミー候補になった女の子ですが、それだけ、名優ぶりを発揮してくれます。
展開としては、ゾーイが”かすがい”となって、ケイトとニックがくっつく訳なんですけど、その間のまあ、全く合わない性格というか気性というかがそれがないと物足りなくなるんですね。
その間に、セラピストがちょこちょこ入り込んでくる。
レストランの人間模様もオーナー、シェフ、ウェイターと入り組んでくるし、途中の買い出しの市場の光景などもなかなか楽しい。
最後は、それこそ、ピクサーのあの映画と同じじゃんという感じだけど2時間弱、退屈することなく見られると思います。
【私の採点】
★★★☆
(満点10点 ★:2点。☆:1点)
まあ、”映画通”の評価とするならば、『名優アビゲイル・ブレスリンの演技に頼った駄作。こんなハッピーエンドもあり得ないし、ストーリーも単純にし過ぎではないの?』って言葉で切り捨ててもいいんだけど、面白かった(え)。
一つめは、会話の楽しさ。
ケイトとゾーイの間は、それこそ、最初はおっかなびっくりから、まあ喧嘩、じゃれあいとありそうな会話が飛び交う。
レストランでの会話もとても雰囲気がでている。
そして、ニックとの掛け合いかな。
その冗談キツイ会話やほら話なども楽しいし、ニックとゾーイの距離の縮まり方もおもしろいですね。
二つめは、ロケーション。
町中の交差点そばの小さなビストロっていうのは、これもありがちですし、NYの某所でのロケも、ありそでなさそな感じがうれしい。
ちょっとだけの出演のベビーシッターや近所のおにいさん、学校の先生もいまの状況をみせてくれてます。
ロケもいろいろやったのがわかるので、それこそ、墓地も含め、日本ではむずかしいなぁと思うようなこともあっさりできるのがうらやましい。
そして、最後は小道具かな。
一番の驚きは、クロックスのサンダルでしょうか。
ニックがフロリダ育ちといってたからかもしれませんが、足下には、カラフルなあのサンダルが。
それ以外にも衣装や鞄など、見逃しそうなところもちゃんと押さえてます。
でも、ラジカセは、ディスカウントで10000円ぽっきりだろう(爆)な。
それと、音楽を忘れてはいけないですね。
「トゥーランドット」のあのフレーズがちょくちょく流れますね。
これは、パパロッティではないと思う(誰だったか確認中)のですが、まあ、印象的なところでよく使ってます。
そんなことは、考えずに(え)見ていただけるといいですね。
たぶん、1ヶ月の運命でしょうけど(汗)。
【製作メモ】 from
All Cinema ONLINE
原 題 NO RESERVATIONS
上映時間 104分
製 作 国 2007年 アメリカ(ワーナー)
公開情報 東急・松竹
初公開年月 2007/09/29
ジャンル ドラマ/ロマンス/コメディ
《公開時コピー》
一生懸命もいいけど、
ちょっとのさじ加減で
違う何かが見つかるかも。
監督:スコット・ヒックス
製作:ケリー・ヘイセン
セルヒオ・アゲーロ
製作総指揮:スーザン・カートソニス
ブルース・バーマン
脚本:キャロル・フックス
オリジナル脚本:サンドラ・ネットルベック
撮影:スチュアート・ドライバーグ
プロダクションデザイン:バーバラ・リング
衣装デザイン:メリッサ・トス
編集:ピップ・カーメル
音楽:フィリップ・グラス
出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズケイト・アームストロング
アーロン・エッカートニック・パーマー
アビゲイル・ブレスリンゾーイ
パトリシア・クラークソンポーラ
ボブ・バラバンセラピスト
ブライアン・F・オバーン
ジェニー・ウェイド
セリア・ウェストン
ジョン・マクマーティン
写真とちょっとの追記が入ります。