なぜか、映画の日に縁がない私(え)。
今日は、最初から娯楽たっぷりで見に行きました。
『ボーン・アルティメイタム』
三部作の最終章でした。
【ストーリー】
CIAの極秘プロジェクト「トレッドストーン計画」によって暗殺者にされ、同時に記憶を失ったジェイソン・ボーン。そんな彼の写真がイギリスの新聞の一面に掲載された。記事を書いた記者のロスは「トレッドストーン計画」に代わる「ブラックブライアー計画」の取材を進めていたのだ。失った秘密の鍵を見つけるため秘密裏にロスへと接触を図るボーン。だが、ロスはすでにCIAによってマークされていて……。
「
goo映画」より引用
参考サイト
excite映画 (
該当ページ)
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「ボーン・アルティメイタム」凄え、凄え!面白い!!
by
シネマ親父の“日々是妄言”
相変わらず、ネタバレ気にせず記事をあげちゃいます。なので、下まで、気になるかたは、ずーっと見ないでください。
時系列に関係なく、方々trackback することをご容赦ください。
「ボーン・アルティメイタム」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
【解説】
『ボーン・アイデンティティー』『ボーン・スプレマシー』に続く、ジェイソン・ボーンシリーズの第3作めであり完結篇。記憶を失った暗殺者ジェイソン・ボーンが、いよいよ自らの秘密を掴んでいく様子を、圧倒的な臨場感とともに描いていく。アクションシーンの迫力とリアルさは前2作と同等以上。ロンドン、タンジール、ニューヨークと世界をまたにかけて繰り広げられる緊迫した逃亡・追撃戦は息をするのも忘れて見入ってしまう出来だ。マット・デイモンはジェイソン・ボーンシリーズによって、アクションでもトップクラスの演技が出来ることを証明。どこか憂いを秘めた優しき暗殺者、その演技の集大成がこの作品に詰め込まれている。
「
goo映画(
タイトルトップ)」より引用。
【感想】
先週見た、「バイオハザード」よりも1巻分長いんですが、正直、最後は、「えーっ、これで終わり?」って感じでした。
でも、終わりまでは、それこそ、「あ、こいつ殺される、あかん」、「う、うゎっ」って心の中で叫んでました。
それくらい、迫る追っ手の恐怖はすごかったし、その暗殺者たちの怖いこと、怖いこと。
ほとんど話さないし、叫ばない。
ディシュもパズも執拗にかつ淡々と標的を追うところが、マインドコントロールされた「暗殺者」の怖さですね。
CIAと現場との間の緊迫したやり取り以外にはほとんど合間がないんです。
ハリウッドでは、「お約束」のラブシーンもなし。
でも、トイレタイムはありましたね(え)。
この怖さは、スリラー映画のそれよりも怖いです。
で、そんなところで、最後は、ある意味めでたしめでたしなんですが、単純なめでたし・・・ではない。
予告やプロモーションどおり、ボーンの誕生の謎が解けるわけで、それは、まあ、とても古典的なことだったんですが、でも、一番人間には効果あることではあるんですね。
あとは、怖いということは、観客と逃げているニッキーだけで、演じている側はまったく怖くなく、淡々とその状態を追っているのがもっと怖いかな。
ボーンもサイボーグみたいに見えるところもあるし、かなり心を押し殺していながら、記憶をたどるシーンでは動揺してますしね。
それが、控えめなだけに、余計にリアリティを感じたりして・・・
そんな映画ですね。
終わってからは、ちょっと放心状態でエンドロールを見ておりました。
【私の採点】
★★★★
(満点10点 ★:2点。☆:1点)
また、甘いっ、って言われそうな点数。
確かに、くどいくらいのチェイスシーン、一本調子かもしれない暗殺のシーンなど、息つく暇もないくらいなので、正直疲れそうですし、カメラも追っ手の目線で撮ろうとしているので、それこそ、酔いそうって言う人もいるでしょうが、大人だったら、うまく目線をはずしてみなさい、っていえる(え)かな。
お休みは、マリーのお兄さんと会うところとニッキーと再会するあたりかな。
あとは、もう、緊迫したチェイスシーンの連続。
最後のほうにはちょっとだけ、ボーンが乗り込むシーンもありますけどね。
それと、ニッキーとボーンの関係かな。
そこで、ニッキーはボーンに惚れる、ってのも考えますが、それはなしなんですね。
そこが、よかったかな。
確かに、疲れ○ラ(爆)とかっていうけど、ねぇ。
これで終わりってところもあるから、できるだけ、ボーンが自らの記憶を戻し、その、「ブラックブライヤー計画」の真相を出すことに専念した本と演出はよかったと私は思ってます。
また、ノアとパメラのポジションも古典的なスパイ映画なんですけど、でも、これはこれでいいかな。
そして、マット・デイモンは、よかったですね。
ほとんど素に近いような感じで淡々と感情も大げさでなくジェイソン・ボーンを演じていたように自分は思いました。
原作は4があるそうなのですが、やるのかな。
あえて、自分がとしたら、その後のパズかな(え)。
この映画もぜひ、映画館の大きなスクリーンで見てほしいです。
ええ、パリ、ロンドン、マドリッド、モロッコ、NYと名所もでますしね。
最後に予習すべきか?
したほうがいいでしょうけど、しなくても何とかなりますよー。
【製作メモ】 from
All Cinema ONLINE
原 題 THE BOURNE ULTIMATUM
メディア 映画
上映時間 115分
製 作 国 2007年 アメリカ(ユニバーサル)
公開情報 劇場公開(ユニバーサル/東宝東和)
初公開年月 2007/11/10
ジャンル アクション/サスペンス
《公開時コピー》
彼(ボーン)が、「記憶」を取り戻すとき、
最後通告(アルティメイタム)が下される。
監督:ポール・グリーングラス
製作:フランク・マーシャル
パトリック・クローリー
ポール・L・サンドバーグ
製作総指揮:ジェフリー・M・ワイナー
ヘンリー・モリソン
ダグ・リーマン
原作:ロバート・ラドラム
原案:トニー・ギルロイ
脚本:トニー・ギルロイ
スコット・Z・バーンズ
ジョージ・ノルフィ
撮影:オリヴァー・ウッド
プロダクションデザイン:ピーター・ウェナム
衣装デザイン:シェイ・カンリフ
編集:クリストファー・ラウズ
音楽:ジョン・パウエル
出演:マット・デイモン ジェイソン・ボーン
ジュリア・スタイルズ ニッキー・パーソンズ
デヴィッド・ストラザーン ノア・ヴォーゼン
スコット・グレン エズラ・クレイマー
パディ・コンシダイン サイモン・ロス
エドガー・ラミレス パズ
ジョーイ・アンサー デッシュ
コリン・スティントン ニール・ダニエルズ
アルバート・フィニー アルバート・ハーシュ
ジョーン・アレン パメラ・ランディ
トム・ギャロップ
コーリイ・ジョンソン
ダニエル・ブリュール
写真関係はあとで追記します。