アカデミー賞が、2月22日(日)(日本時間2月23日午前10:00~13:55)に発表になりました。
(昨年の予想は、
これ。結果は、
ここにあります)。
第81回アカデミー賞特集(
シネマぴあ)
2009年・第81回アカデミー賞特集(
Yahoo! ムービー)
第81回アカデミー賞特集(
goo映画)
アカデミー賞スペシャル2009(
ムービープラス)
第81回アカデミー賞特集
MovieWalkerレポート 受賞結果速報(
MovieWalker)
独占生中継!第81回アカデミー賞授賞式(
WOWOW)
(
Woman excite cinema は、やらないの?)
で、今年は、かなり暇(ぇ)になったので、まとめて記事にしてます。
また、
ここらでアカデミー賞を予想してしまう。 で予想しましたので、
合わせてコメントします。
写真は、上のどこかから拝借しました<(__)>
まあ、これも備忘録なんですよ。自分の。
trackback は、
ぼたんさん
mori2さんにします。
あと追加するかもしれません。
【受賞者及びコメント】
作品賞
「愛を読むひと」
★「スラムドッグ$ミリオネア」
「フロスト×ニクソン」
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ミルク」
ふーん、そんなにいい出来なんですね。
アメリカ資本まったくなしの映画なので、あえて、対抗に入れたのが自分なんですけど、どうやらすごく面白いようです。
日本だと、彼の国の人が、みのさんと対決するわけか。
韓国でリメーク(ぇ)あるかも・・・(汗)。
監督賞
スティーヴン・ダルドリー
「愛を読むひと」
★ダニー・ボイル
「スラムドッグ$ミリオネア」
ロン・ハワード
「フロスト×ニクソン」
デビッド・フィンチャー
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
ガス・バン・サント
「ミルク」
まあ、作品賞を取った監督にという風に考えるのがどうやらふつうの様です。
ここも○(対抗)にしといてよかった(ぇ)。
デビッド・フィンチャーは、またがんばりましょう、かな。
主演男優賞
★ショーン・ペン
「ミルク」
ブラッド・ピット
「ベンンジャミン・バトン 数奇な人生」
フランク・ランジェラ
「フロスト×ニクソン」
ミッキー・ローク
「レスラー」
リチャード・ジェンキンス
「The Visitor」
ミッキー・ロークを嫌ったのかなぁ。それとも票が割れたと見たほうがいいかもしれません。
たぶん、ブラピ(ぇ)以外の4人はほぼ1線だったり。
まあ、自分だったら、ショーン・ペンに入れただろうということですから、気分はいいです。
確かに、ここ数年のショーン・ペンは評価よさそうですもの。
主演女優賞
アン・ハサウェイ
「レイチェルの結婚」
アンジェリーナ・ジョリー
「チェンジリング」
★ケイト・ウィンスレット
「愛を読むひと」
メリッサ・レオ
「Frozen River」
メリル・ストリープ
「ダウト あるカトリック学校で」
アン・ハサウェイちゃん、残念。ここは、自分も彼女でと思ったので、OK。
でも、ケイト・ブランシェットが入っていたら、どうなっただろう・・・。
助演男優賞
ジョシュ・ブローリン
「ミルク」
★ヒース・レジャー
「ダークナイト」
フィリップ・シーモア・ホフマン
「ダウト あるカトリック学校で」
マイケル・シャノン
「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」
ロバート・ダウニー・ジュニア
「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」
さすがに、この演技はダントツだったのではないでしょうか。
スタンディング・オベーションで彼の業績はたたえられたということです。
死因が死因だけに、何ともいえないのですが、でもこのジョーカーは凄かったと思います。
見ておいてよかった^^。
助演女優賞
エイミー・アダムス
「ダウト あるカトリック学校で」
タラジ・P・ヘンソン
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
ビオラ・デイビス
「ダウト あるカトリック学校で」
★ペネロペ・クルス
「それでも恋するバルセロナ」
マリサ・トメイ
「レスラー」
○にしたほうがきました。
女性専科である、ウディ・アレンというのもよかっただろうし、ハビエル・バルデムとつきあってるそうだから、まあ、公私ともによろしいっって感じなんですね。
追記:エイミーさんの場合は、同じ映画から二人なので、票割れしたかな。
外国語映画賞
「バーダー・マインホフ 理想の果てに」(ドイツ)
「ザ・クラス」(フランス)
★「おくりびと」(日本)
「リヴァンシュ」(オーストリア)
「戦場でワルツを」(イスラエル)
洋題は、「Deperture」(そういえば、journeyっていたなぁ)でして、「旅立ち」っていう意味ですね。
そう、人生の旅立ちをって劇中になかったっけ。
ようやく、黒沢越えできたというのも見出しとしてはいいのではないでしょうか。
滝田洋二郎監督もそうですけど、いわゆるビンボー時代があり、ピンク映画を撮りつつ、いつかは・・・ってやってきた訳で、スピーチで「ここから旅立ちます」とあったのが、印象的でした。
脚本賞 「ミルク」
脚色賞 「スラムドッグ$ミリオネア」
撮影賞 「スラムドッグ$ミリオネア」
編集賞 「スラムドッグ$ミリオネア」
美術賞 「ベンンジャミン・バトン 数奇な人生」」
衣装デザイン賞 「ある公爵夫人の生涯」
作曲賞 「スラムドッグ$ミリオネア」
歌曲賞(主題歌賞)
「Jai Ho」(「スラムドッグ$ミリオネア」)
メイクアップ賞 「ベンンジャミン・バトン 数奇な人生」
音響賞(録音賞)「スラムドッグ$ミリオネア」
音響編集賞 「ダークナイト」
(音響効果賞)
視覚効果賞 「ベンンジャミン・バトン 数奇な人生」
長編アニメーション賞
「WALL・E ウォーリー」
またもや、Disney+Pixer 連合の勝利。
「カンフーパンダ」チェックできてないので(ぇ)何とも言えませんが、自分はこれで順当だと思いました。
短編アニメーション賞
「La Maison en Petits Cubes
(つみきのいえ)」
これ、ナレーションを長澤ま○みさんがやってらっしゃるんですね。
で、見る予定でしたけど、当分借りられない(ぇ)。
長編ドキュメンタリー賞
「The GardenMan on Wire」(原題)
短編ドキュメンタリー賞
「Smile Pinki」 (原題)
短編実写賞 「Spielzeugland 」(Toyland)(原題)
名誉賞
ジーン・ハーショルト友愛賞
【感想書きます】
「スラムドック$ミリオネア」が8冠、「ベンジャミン・バトン」が映像系で3冠。
かなり差がつきました。
久々に、大作(ベンジャミン・バトン)が出てきたので、そっちにながれるかと思ったのですが、もう、ファンタジー色ありありというよりは、なんというか、足下を見つめたもののが多かったような。
それから、相変わらず、派手な人(というかマスコミ騒がせすぎな人)とか顔だけ??という人は、嫌われる傾向にありますね。
ここは仕方がないかも。
とは言いつつも、ミッキー・ロークは嫌いなんだろうな。
まだ、努力がたりないわけでしょう。
あんまり、予想通りというのもうれしくないような気もしますね。
さて、「おくりびと」について。
あちらでは、「Deperture」というタイトルで上映されたそうです。
これ、作品的には、
ここで書いたとおり、自分としては、もう少しだったのですが、あちらの人にとって、「納棺」という儀式、「弔う」行為についてのある種の「ものめずらしさ」、「納棺式」の日本人らしい所作の上に、”リストラ”にあった主人公が、この職業を天職とするまでを描いている点などが、加点されたように思います。
それから、対抗がイスラエル作品というのも心情的に、働いたかもしれません。
とにかく、黒澤以降、千と千尋のようなアニメでしか破れなかった部分をものはともかく(ぇ)突破してくれたことについては、おめでとうの言葉を贈っていいと思います。
そして、東宝一人勝ちの日本の映画状況から考えると、松竹さんがんばってますね。
「たそがれ精兵衛」もだったし、このところ、意欲的です。
そう、「つみきのいえ」については、日本人の細やかなテイストかもしれませんが、日本人日本人してないところも好きかな。
製品という、ハード面では急激な不況で厳しいですが、グローバル化が日本のコンテンツにもいい刺激をもたらし、ソフト面でもグローバル化が進みそうな感じですが、「日本人」「日本」という表現について、安直に、舞子さん、とか築地とかでなく、もう少し大事に考えていけば、もっと賞はねらえるのかもしれないですね。
でも、忘れていけないのは、アカデミー賞はあくまでもハリウッドのものだと言うこと。
世界という報道もあるでしょうが、これは、大事な事だろうと思います。
最後に、いつも思うのですが、まだまだ、日本では公開前のものが多く、その辺、救済策ないのかなぁって思ったりします。