出版業界がブックオフ株3割取得へ…対立から取り込み(yomiuri online)
最近、出版・書籍系の企業をDNP中心にかなり統廃合しているのですが、この記事もとっても象徴的なのかも知れません。
自分の場合、3年前の引っ越しを機に、書籍の購入をやめ、PDFをダウンロードするか、図書館を活用するようになったのですが、その時点でもBOOK OFFは利用しつつもどちらかというと、CD/DVDにシフトしていたように思います。
まだ、書籍で読みたいという希望も多いでしょうが、特に都心は、スペースの問題で、書籍以外にテレビだったり他のものだったりと書斎の構成も変わってきていると思いますから、ここは、書籍離れを防ぐためということもあるでしょうし、それこそ、BOOKOFFをアウトレット的に使うことも考えてるかも知れません。
でも、立ち読みしづらくなるのかなぁ。
出版業界がブックオフ株3割取得へ…対立から取り込み
出版大手の講談社、集英社、小学館と書籍販売大手の丸善、印刷大手の大日本印刷などは13日、中古書籍販売大手ブックオフコーポレーションの株式28・9%を筆頭株主の日本政策投資銀行系ファンドなどから共同で取得すると発表した。
中古書籍市場は新刊書籍の販売を圧迫しており、全国に約900店を展開するブックオフは出版業界にとってライバル的存在だった。しかし、すでに中古市場が消費者の間に定着し、書籍離れを防ぐ一定の役割も果たしていることを無視できなくなり、対立関係から一転、内部に取り込むことにした。出版3社や丸善などはブックオフ店頭での新刊本販売などを含む活用策を検討すると見られる。
ブックオフは2007年の不正経理発覚を受け、08年3月から日本政策投資銀行系ファンドなどの下で経営の立て直しを進めている。
(2009年5月13日13時15分 読売新聞)