このところ、取引先から送られてくるメール案内で、びっくりするのは、MDの生産完了、収束の案内。
え、売ってるじゃない? と言われそうだけど、実際、ショップとかスタジオで流すための機器は、既にiPod に移行を始め、CDは、DVDと、あるいはBD(ブルーレイ)兼用でもまだまだ流通はしているのでまだ大丈夫っぽいけど、あれだけ、コンパクトで使いよいと言われたMDが風前の灯火になってたりします。
ビデオ関係でも、ベータ、8mm(もう知らないか)は、既に消え、VideoCDとか、LDも数年前に最後の発売とか言っていて、中古市場では、お○くさんとかが、マニアックなコンテンツ再生に血眼になって探していたりする。
意外にまだ残っているのが、カセットテープとVHS。
確かにコーナーは狭くなったけど、まだ元気でカセットテープに至っては、MDより使われていたりする。
VHSもベータマックス、8mmとの競争に勝ち、で、最後のメディアとして残っていたりする。
ただ、映像関係は、アナログ終了になったらどうなるのか・・・。
これらのメディアが残っている理由は、おそらくではあるけど、年配者の存在。
クールなおじいちゃん、おばあちゃんなら、移行できるだろうけど、たとえば私の親は、いまだに、カセットのツメの意味が分かっていなかったりする。
そんな母でもカセットは使うことがある。
だから、電気屋さんのラジカセ売り場に行くと、iPod 、iPhone対応、ドック(クレードル)付のものが幅をきかす反面、CD/MDデッキより、カセットとCDの”ラジカセ”がちゃんとあったりする。
この先、メディアもUSBだったり、SDになることは想像できるのだけれど、デジタル操作が使いにくい人は、やっぱりカセットのあの再生、録音ボタンが楽なんだろうと思う。
この辺を旨く捕らえたら、売れると思うんだけど、あれも・・・(ぇ)。