豪州戦は3バックで ジーコ監督が方針示す
ジーコ3バック 豪戦先発決めた
結局、無難なんでしょうか?
3バックでいくと。
練習で、4バックを試したときに予想された穴(両サイドがあがり、ボランチが上がったとき、サイドががら空きになる)は埋められず、どうするのかな?と思っていたら3バックに戻したようです。
4バックで宮本は使いづらいことは、ガンバで西野監督が外したときもそうだけれど、わかっているはず。
たぶん、引いてくる相手なら、彼も生きるかもしれないが、それ以外では、高さも強さもないかれでは、厳しい。
3バックにすると、これまでのゲームでもわかるとおり、攻めのバリエーションと選手数が減る。
したがって、攻撃には負担がでる。
もともと4バックは、ジーコの「黄金の中盤」を生かすためにきめたシステム。
現状では、稲本または小野を使いたいときに試すだろうとは考えたが、後半の控え組での起用は、そこにあるかと思う。
つまり、選手交代は、疲労よりも、システム変更ありき。
選手選定まで戻る気はないのだが、ガチンコで戦うW杯では、より可能性を考えていかないと何が起きるか解らない。
この選択がいい方向に行けばいいけど。
それにしても、ジーコは堅いなぁ。
豪州戦は3バックで ジーコ監督が方針示す [ 05月24日 17時28分 ]
サッカーの日本代表は24日、福島・Jヴィレッジでのワールドカップ(W杯)に向けた国内最終合宿を打ち上げた。ジーコ監督は「全体的にうまくいった」と総括し、1次リーグ初戦のオーストラリア戦は3バックで臨む方針を示した。
代表は地元、富岡高との練習試合に3-5-2の布陣で臨み、22-0で大勝。3バックに関して、ジーコ監督は「何も問題がなければこのままいく」と語った。26日再集合し、ドイツに向けて出発する。
(Excite エキサイト : スポーツニュース|共同通信)
ジーコ3バック 豪戦先発決めた [ 05月25日 06時15分 ]
【日本22―0富岡高】オーストラリア戦の11人が決定した。日本代表は24日、国内最終合宿の福島・Jヴィレッジ合宿を打ち上げた。最終日に行った地元・富岡高との練習試合で、ジーコ監督(53)は中田英寿(29)をボランチに置く3―5―2の布陣を再チェック。オーストラリア対策の3バックに合格点を与え、この日のメンバーがオーストラリア戦で先発することになった。日本代表は26日に再集合し、ドイツに向けて出発する。
オーストラリア戦が行われる6月12日の19日前に、早くも先発布陣が決まった。
本来、最高機密であるはずの先発とシステム。トルシエ前監督時代は試合当日まで極秘だった。練習試合を終えたジーコ監督は、システムについて問われ「オーストラリア戦は(ケガなどの)問題がなければこのままでいく」と話した。
3―5―2で戦うとなれば、今合宿で一貫して主力組で起用してきた11人がオーストラリア戦の先発であることを意味する。報道陣の前でおどけ、笑顔を見せた指揮官は、この日の出来に十分、満足していた。
2日前の湯本高との練習試合後は、まだ確かな手応えとなってはいなかった。ボランチの中田が攻撃に重点を置いたためトップ下の中村とポジションが重なり、守備に回ると中盤の底に穴があく場面があった。この日の試合前にジーコ監督は中田に「引き気味にして、しっかりしたポジショニングからカウンターを狙う」と指示。その意図がチーム全体に伝えられた。
すべては、W杯初戦のオーストラリア戦を意識したものだった。オーストラリアの攻撃陣は、エースのビドゥカ(ミドルズブラ)を頂点に左にキューウェル(リバプール)、右にブレシアーノ(パルマ)が入ることが予想される。押し込まれる可能性が高いため、指揮官は後方に常に1人余らすことのできる3バックを選択。失点のリスクを回避し、ボールを奪ってから手数をかけずに攻め込む。その最終テストが、この日の練習試合のテーマだった。
そのために欠かせないのが、欧州組と国内組の融合だった。合宿の冒頭から意見交換を続けてきたが「中田が上がったら福西が残る。福西が上がったら中田が残る。両方上がることもなかったし、かなり手応えはあった」とジーコ監督。陣形が安定し「福西の遠めからのシュート。中田が後ろから周りを使う動きも良かった」。最終テストの結果は「合格」だった。
守備的な3バックでスタートを切れば、ジーコ監督が理想とする、攻撃的な4バックへの移行もスムーズになる。1点が欲しい場面で攻撃的布陣に移行する時、4バックから3バックに変えるのは、貴重な交代枠3枚のうち1枚をDFの選手に割くことになる。しかし、3→4バックならDFの坪井の代わりにMFを入れればいい。中盤のタレントに事欠かない日本にとって、選択肢が広がることにもなるのだ。
ジーコ監督は「選手は生もの。選手がいいものを出せるシステムにはめて、状況に応じて変えていく」と語った。W杯1次リーグ突破へ、最も重要な試合となるオーストラリア戦の布陣は決まった。26日からのドイツ・ボン合宿では、W杯布陣の完成を目指す。
▼オーストラリア戦のスタメン GK川口 DF中沢、宮本、坪井 MF福西、中田、三都主、加地、中村 FW柳沢、高原
≪明るい表情の宮本≫守備を統率するDF宮本は、高校生相手の練習試合の狙いを「相手に攻めさせて守備の連係を取るようにした」と振り返った。ジーコ監督から指示されたボールを奪ってからの速攻にも「守備に残る選手、攻める選手をはっきりさせた」と、後方から守備全体のバランスに細心の注意を払ったという。ドイツ入りを前に、充実した国内合宿を終え「いい感じでできている」と明るかった。
里内フィジカルコーチと笑顔を見せるジーコ監督。早くもオーストラリア戦の先発を決めた
(Excite エキサイト : スポーツニュース|共同通信)
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