Chemistry の新譜が、「銀河鉄道999」で星野哲郎が言う台詞を使っているということで、おそらく法廷まで持ち込まれることになりそうとの報道がありました。
台詞の内容は、
夢は時間を裏切らない
時間も夢を決して裏切らない
フレーズって、難しいですね。
さびの部分だそうで、印象に残りますよね。
訴えた「999」作者の松本零士さんもかなり気に入ったフレーズだったのかな。
それとも、”お節介”な人が教えたかも。
この曲の作者である、槇原敬之さんもたぶん、好きだったのかもしれないですね。
こうなると、宣伝コピーやドラマの台詞までチェックするというのは、結構厳しいですね。
まあ、槇原敬之さんが、仮に知ってて使ったとしても、モチーフにっていうと、必ず、「999」が出てしまうわけで、それも彼としては、いやなことではないかな。
言葉って、その意味も大事だけれど、それこそ、「言霊(ことだま)」といったもので、生きた人間がその場面で使うことで、さらに威力を増すこともあるとは思うんですね。
だから、「盗作」といって縛るのもちょっといやな感じがしますし、こうやって言ってしまうことについても、ちょっと悲しくなる部分もありますね。
これがエスカレートして、フレーズも著作権を認めたとしたら、それこそ、新語、流行語についても登録するような制度を作らないといけなくなるし。
ギャグの権利といわれたら、いまなら、「ちょっと、ちょっと」なんてのもだめなのかなぁ。
座右の銘もそうですかね。
ちなみに、商標とかは、商品カテゴリで縛れるようですけど、特許庁(だったかな)に申請し、通常使う言葉でなければ、申請が認められるとうろ覚えですが、記憶してます。
ということで、
この本を執筆された、岡本薫さんの考えを聞いてみたいような気がしました。