テレビの下敷き、乳児死亡 姉が絵本取ろうとして落下か
2007年05月02日11時44分
沖縄県浦添市の会社員(29)宅で1日午後8時ごろ、押し入れ内の鉄製ラック(高さ29センチ)に載せていた29インチ型テレビ(約20キロ)が落ち、近くにいた生後3カ月の長男が下敷きになった。長男は病院に運ばれたが、2日午前4時半ごろ、脳挫傷で死亡した。
浦添署の調べでは、6歳と5歳の姉2人が居間の押し入れ前で、テレビを見ながら長男をあやしていた。押し入れに戸はなく、下段にテレビなどを載せたラック、上段に絵本などが置いてあった。姉の1人がラックを踏み台にして絵本を取ろうとした際、何らかのはずみでテレビが落ちたらしい。
台所で食事の準備をしていた両親が物音に気付き、119番通報したという。
この事故は居たたまれないですね。
その姉が大人なら、当然、業務上過失致死の容疑があがる可能性もありますが、その是非も知らない。
かといって、親もその子よりも姉のほうに気を取られる可能性が高いと自分は思ったりします。
この長男くんには、もう、なんと言っていいかわからないです。
ただ、「もう、こんなことは起きないようにしたい、しなきゃって思う」ってしか言えないかな。
両親も悔やんでも悔やみきれないだろうと思います。
で、心配は、この姉です。
本人が自覚していてもいなくても、この事実は本人の心にも深く残ります。
ただ、彼女が心のやさしい子にそだってもらうことが、なくなった長男さんへの供養にもなるのではないだろうか? そんなことを考えました。
甘いかな。