モデルの先駆け、俳優の山口小夜子さん死去
2007年08月20日15時19分
パリ・コレクションなど欧米のファッションショーで活躍した日本人女性モデルの先駆けで、俳優の山口小夜子(やまぐち・さよこ)さんが14日、急性肺炎で亡くなった。57歳だった。葬儀は親族のみで済ませた。後日、お別れの会を開く予定。
横浜市生まれ。杉野学園ドレスメーカー女学院卒業後にモデルとなり、高田賢三や山本寛斎のショーで注目を集めた。72年にパリ・コレにデビュー。次いでニューヨークコレクションにも参加して、おかっぱ頭に切れ長の目の容姿で日本人モデルのブームを巻き起こした。77年には米ニューズウィーク誌から「世界の6人のトップモデル」の一人に選ばれた。
俳優としても、寺山修司演出「中国の不思議な役人」などに出演するなど演劇、映画、コンテンポラリーダンスに活動の場を広げた。衣装デザインも手がけた。
山口小夜子さん
最近、パーティとかでお見かけしなかったので、もしやと思ってましたが、かなりショックです。
とてもはっきりした方だったと思います。
とあるキャンペーンで、これは、化粧品会社とのタイアップでちょっとお願いしたことがありますが、とても仕事の取り組みについて厳しいかたで、いい勉強をさせていただいたのを思い出しました。
この方の後、海外にでるモデルさんが増える訳なので、そんな意味でも先駆者でありましたし、ちょうどジャパネスクのブームに見事に載った部分もありました。
ちょっと死因に? がありますが、あまりにも早すぎる感じがします。
故人の生前の活躍を偲び、心よりご冥福を申し上げます。