もう、子役オールスターズということで、2本の内迷って選んだのが、
『遠くの空に消えた』
北の大地がロケ地の映画です。
【ストーリー】
緑が広がるのどかな村に、都会から一人の少年が転校してきた。おかしなギャングの集団がいたり、怪しげなバーがあったりと、一風変わった村だったが、住民たちは皆幸せに暮らしていた。その平和な村に空港建設の話が持ち上がり、反対する村人たちは建設会社と争っていた。実は、少年の父親は、空港建設のために、村に転勤してきたのだった。村の人々に溶け込み、冷徹な父親に反発していた少年は、悪ガキ仲間とある作戦を思いつく。
「
goo映画」より引用
参考サイト
excite映画 (
該当ページ)
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相変わらず、ネタバレ気にせず記事をあげちゃいます。なので、下まで、気になるかたは、ずーっと見ないでください。
時系列に関係なく、方々trackback することをご容赦ください。
【解説】
『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が7年かけて脚本を仕上げた、懇親の作品。でも、“セカチュウ”や『北の零年』とは、一味違う。大人になった主人公(柏原崇が友情出演!)の少年時代を回想していくのだが、映像はモノクロっぽくもノスタルジックでもない。ディズニーアニメに登場するようなヘンテコなバーがあったり、村人たちはポップでおしゃれだったり。子供の目線で頭に焼きついた少年時代を、そのまま映像化したような作品。「何かを信じられなくなった時にパワーをくれる映画を作りたかった」と監督が言っているように、子供の心を持ち続けようとしている大人に観て欲しい意欲作。神木隆之介はじめ、主演の少年たちが眩しい。
「
goo映画(
タイトルトップ)」より引用。
【感想】
このところ、まあ、見て満足が多かった中、久々に、やっちゃったぁ でした^^;
前半は、かなり疲れました。
空港建設とそれに反対という抗争を茶化すことで、子供のころの風景への憧れと純粋さをあらわそうとしたのかと思うのですが、ひどすぎる。
小日向さんが出るまでは、正直、つらかったですね。
ストーリーもかなり強引かな。
なんで、ちゃかが出てくるんだろうって思ったり。
設定もモチーフは、成田空港あたりなんだろうと思ったけど、めちゃくちゃ。
でも、それは愛嬌でもいいかと思いますが。。。
でも、後半、「赤星」への不幸、3人+「赤星」の”アジト”が壊されるあたりから、がぜん盛り上がります。
「友達なら、最後まで応援する」のことばで起こす奇跡。
まあ、これも想像つくのですが、楽しませていただきました。
俳優さんもいい人でてるんですけど、なんだろう。あまりにもかき混ぜすぎなのかな。もっとシンプルに、子供の夢と現実のギャップでよかったのかなって思いました。
子供のころに思ったことって結構、いつまでも引きずりますよね。
それをまた思い出させてくれただけでもよかったかな。
【私の採点】
★★☆
(満点10点 ★:2点。☆:1点)
ということで、やっぱり「5」にします。
村の青年団が、正直、悪役でなく、ガキなんですね。
で、物語がそこでオチる。
それ以外は持ちこたえていたけどねぇ。
それから、亮介の父親を、ああする必要あったのかとも思ったり。
まあ、狙ったことは、なんとなく、思い起こすとわかったけど。
たぶん、あの監督とタイマン張ったかとも思ったけど、だめ(笑)。
この映画では、とてもかわいく、下ネタが使われています。
そうそう、小学生のころって、よく辞書とかで隠語を引いただけで興奮したり、ってあったり、すぐに、「あのう○こ野郎!」って言ったりしたっけ。
牛乳もあっちネタ満載で、こりゃぁひどい!(笑)。
そんな、甘酸っぱいところだけを一生懸命見ていれば、楽しいと思います。
子役は、まあ、抜群ですね。
大後寿々花ちゃんはもちろん、神木くんもささのくんもよかったです。
でも、寿々花ちゃんもちょっと女入ってきた(え)し、神木くんもやや声変わり中の声なのでやや違和感あるかたも多かったかな。
それから、最後につくる、ミステリーサークル。
ほんとにつくったのか、VFXなのかは確認しなかったけど、この物語の一番は、十勝の大地に出現したミステリーサークルかな。
ほんと、あの場所は、ひょっとしたら大学生のころに行ったところかな?と思いをめぐらせたりしたんです。
それくらい、きれいでした。
この映画は、十勝の大地がなければできなかったかな。
大地、大地、でロシアの女性が出てるのもム○オさんの影響あり???
【製作メモ】 from
All Cinema ONLINE
上映時間 144分
製 作 国 2007年 日本(ギャガコミュニケーションズ他)
公開情報 松竹/東急
初公開年月 2007/08/18
ジャンル ドラマ/ファンタジー
《公開時コピー》
きみのためなら、ぼくらは、UFOだって呼べるんだ。
監 督 : 行定勲
製 作 : 宇野康秀
プロデューサー:古賀俊輔
飯泉宏之
山本章
エグゼクティブプロデューサー:星野有香
製作エグゼクティブ:依田巽
脚本:行定勲
脚本協力:青木豪
伊藤ちひろ
撮影:福本淳
美術:山口修
衣装デザイン:伊藤佐智子
編集:今井剛
音楽:めいなCo.
主題歌:Cocco『甘い香り』
VFXスーパーバイザー:進威志
VFXプロデューサー:篠田学
照明:市川徳充
整音:伊藤裕規
装飾:大庭信正
田端照政
録音:山田幸治
助監督:川口浩史
出演:神木隆之介 楠木亮介
大後寿々花 柏手ヒハル
ささの友間 土田公平
小日向文世 土田信平
鈴木砂羽 土田スミ
伊藤歩 サワコ先生
長塚圭史 赤星
田中哲司 トバ
柏原崇 大人になった亮介
チャン・チェン スミス提督(特別出演)
石橋蓮司 天童
大竹しのぶ BAR花園ママ
三浦友和 楠木雄一郎
追記:ほかとの関連で、10月8日、「5」にしました。