次世代DVDの規格一本化とか液晶生産の2極化とか、乱立から連携あるいは撤退と動いているのが日本の情報・家電産業の現状のようですね。
で、他人事に思っていたら、今朝の日経で三菱電機が携帯電話事業から撤退というニュースがでました。
三菱電、携帯から撤退・国内電機、事業選別を加速(Nikkei net)
自分が携帯電話を使い始めて、今日で丸12年になりますが、個人の携帯は、ずっと三菱製(D###)でした。
いわゆるトランシーバーのような無線通話では定評があったのもあるんですが、形です、気に入ったのは(ぇ)。
最初は、フラップ型の受話器が気に入ったんですが、その後、いろいろ変わり、いまは、スライド式です。
ATOKを最初に採用したのもこの会社でした。
無線関係では、いろいろお世話になってたりするので、音がいいという「うわさ」でもこのメーカーに。
それから、ほぼ1年に1度の機種変更を続けてきたのですが、そろそろ、このタイプに飽きたのと、勤務先からの支給では、機種を選べず、さすがに使い分けが面倒になったので、と考えていた矢先のこの報道。
これで機種決まりました(笑)。
ちょうど1年たつのが6月なので、たぶん、あれにするかな。
それにしても電機メーカーの事業選択の加速がすごいですね。
総合メーカーでは、東芝は、発電所向けなど電気インフラ系にかなりシフトして、家電は国内で継続(たぶん、徐々に収束かな)といった方向に見えるし、三菱電機は、超大型ディスプレイをはじめ、業務用の表示(電車のディスプレイはほとんどがそうらしい)や受電設備などのやっぱり業務用にシフトしてたりします。
日立製作所は、その辺が遅れていた感じがありますが、パソコンの生産撤退やディスプレイの事実上松下電器へ移管していたりとやっぱりやってますね。
ソニーがシャープと液晶生産を共同でという話も企業単独では生き残れないということなのかもしれないです。
この先、決算、役員改選、株主総会に向けて、まだまだいろいろ出てきそうです。
自動車と電機関係は、企業数が多いと海外からは見られてますので、ようやく電機については、その集約が急ピッチで始まったということなんでしょうか。