原作云々で評判なので、見ることにしました。
『20世紀少年』
あったなぁ、某文庫会社の映画で・・・
【ストーリー】
ロックスターを目指していたが、今は実家のコンビニを継ぎ、失踪した姉の子供を育てているケンヂ。同窓会で会った旧友から、「ともだち」と呼ばれる教祖が率いるカルト教団が、ケンヂが子供時代に作った「よげんの書」とそっくりの怪しい事件を起こしていることを聞く。その後、仲間の1人だったドンキーが殺され、事件の謎を解こうとケンヂは立ち上がる。しかし、「ともだち」によって、テロリストの汚名を着せられてしまい…。
「
goo映画」より引用
参考サイト
excite映画 (
該当ページ)
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相変わらず、ネタバレ気にせず記事をあげちゃいます。なので、下まで、気になるかたは、ずーっと見ないでください。
時系列に関係なく、方々trackback することをご容赦ください。
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【解説】
「ビッグコミックスピリッツ」で約8年間連載された浦沢直樹原作の人気コミックを実写映画化。シリーズ3部作という構成と、邦画では異例の60億円という製作費を投入し、壮大なスケールのストーリーの映像化を実現させたのだ。映画化決定が発表されると、誰がどの役をやるのかという話題がネット上で白熱したが、3作を通して出演する主要キャストは約300名。第1弾となる本作は、ケンヂ役を唐沢寿明、オッチョ役を豊川悦司、ユキジ役を常盤貴子と実力派が揃った。その他、香川照之、宇梶剛士、宮迫博之ら芸達者が並ぶが、特に豊川悦司の存在感は見事。彼が登場することで荒唐無稽なストーリーによりリアリティが。女性も楽しめる娯楽作。
「
goo映画(
タイトルトップ)」より引用。
【感想】
この原作者の漫画は、「MASTERキートン」「MONSTER」でわりとはまった(あ、YAWARAではないので(爆))かただったので、実は、最初連載で読んでて、1年くらいで飛び飛びになり、そこまで・・・が私の読書暦です。
ということで、それも断ち切り、「映画」として観ました。
方々で言われるように、端役のキャスティングも含め、ひょっとして、制作費の1/3はタレントギャラか?といえるくらい(ぇ)のキャスティングに惑わされそうになりますが、そこは、楽しみのシーン、「次へのつなぎ」で覚えておくシーンと思って見ました。
展開的には、オンタイム的に動く2000年、「よげんの書」の謎解き的に動く、1970年頃のシーンが断続的に入れ替わり、そこで、少しずつ内容が明らかになり、そして、第1章のフィナーレへ向かっていくのですが、まあ、ちょっと力はいりましたね。
むかし、空想でウルトラマンやセブン、仮面ライダーをモチーフ(パクリですね)に書いたSF小説もどきが、実際におきてしまうなんて、そして、当時のニュースだった、某カルト宗教もちゃんといただいてるなんて、ちょっと怖いですよね。
で、ほんとにそうなるの?? なったよ!? って感じ。
でも、オチは、ちょっとがっかり。
連ドラじゃぁないんだから・・・
やや、VFXがウルトラマンを髣髴させますが、2時間30分楽しめました。
これ、日本だからということと、自分たちが経験している(?)ことだからかな、リアリティのなさを感じるのはね。
【私の採点】
★★★☆
(満点10点 ★:2点。☆:1点)
まあ、7あげます。(8と思いましたが、修正)
自分にとっては、ラストで、2章目の予告編かい、それなのに、唐沢、宮迫、生瀬・・・って思いつつ、エンドロールを眺めてました。
そして、ここまで見せなくてもという”ちゃんとした”予告編を見せていただくとは・・・
というのですが、ストーリーは、おぼろげな記憶(ぇ)では、原作をある程度トレースできてたとは思いますが、やや、入れ込みすぎたような気がしました。
あと、主人公たちの性格、素性が徐々に明らかになっていきますが、なにより、出演者の顔を追ってる内に逃す可能性もあるので、主人公から眼をはなさないことをお勧めします。
俳優さんでは、たぶん、原作のコミュニティとか板で盛り上がってるでしょうから、雰囲気だけ。
トヨエツ、自分は○ですし、佐野史朗もOK(笑)、ザ・タッチでもよかったけど(爆)、気持ち悪さ、いいっすね。
香川さんの役が蔵之介さんで蔵之介さんの役が、阿部サダヲさんとかクドカンでもよかったかな。
その他では、やっぱりホームレスでしょう、もう数河逸すよ、不破万作とか久々見たような、それから、生瀬さんはパンフ見るまで気づかず。池端さんもわからず・・・
主役は、難しいですね。ある程度の力強さもほしいから、ちょっと思いつかないけど、思いついたら書きます。
で雪路は、常盤さんだとちょっと線が細いような・・・
仁王立ちなら、唐沢の嫁さんがよかったです(ぇ)けどね。
2000年のシーンでは、コンビニのセットでがんばってたなぁ。王様もなつかしですよね。
というようにセットの努力がまたうれしいですね。
70年代、学校放送の音は、よくできてましたよ。
放送室のセットも。
ほかにも小道具は最高。
そして、子供たち。まあ、メイクもあるでしょうが、もう、演技賞ものです。
とくに、ヤン坊、マー坊はいいなぁ。
それから、ドンキーかな。大人のドンキーも見事にカメレオンだったし・・
といった感じで、70年代の再現にかなり力を注いでますね。
アラフォーというか、アラ45くらいの年齢の人には懐かしいでしょうね。
音楽は、お褒めのことばもおおいですが、映画だけでとなら、CCRとかだし、やっぱり、あの頃だと、背伸びした人は、デレク&ドミノとかツェッペリンなんだよなぁ。
まあ、原作者も背伸びしてポップスやロックを聴いてた世代だったろうから、チョイスはよかったと思います。
関西地方の人だと、Tレックスのあの曲は、楽器屋さんのCMだったりしますよ。
それから、あの頃のイージーリスニングの通は、ポールモーリアよりは、パーシーフェイスだったりしない? って言いたいですけどね。
そして、70年代前半王道のバートバカラックとカーペンターズを揶揄してほしかたり(なんて言うのを映画テイストで入れて欲しかったなぁ)
で、原作を読んでから観るべきか・・・
自分としては、見なくてもいいと思うのですが、まあ、原作を売るため(ぇ)には、こういったつくりになるのかな。
そう、原作読みたくなりましたもの・・・
ただ、首謀者の名前ですが、映画を観終わって出るときに近くのカプルが・・・(泣)。
これで、吹っ切れました。
今度、ネカフェ(漫喫ともいう)で読みます(爆)。
でも、同窓会のシーンで、だれかはわかりますよ、あいつかあいつだろうって。
私もあの3人にしぼったもの(ぇ)。
なので、追記するか、別ポストあげます。
2章公開日の1月31日が楽しみになってきました。
【製作メモ】 from
All Cinema ONLINE
メディア 映画
上映時間 142分
製 作 国 2008年 日本(小学館・東宝・日本テレビ ほか)
公開情報 劇場公開(東宝)
初公開年月 2008/08/30
ジャンル ドラマ/アドベンチャー/サスペンス
《公開時コピー》
世界が終わろうとしています。
ぼくらの“ともだち”によって──。
監 督 : 堤幸彦
製 作 : 堀越徹
亀井修
島谷能成
平井文宏
西垣慎一郎
島本雄二
大月昇
和田倉和利
長坂信人
板橋徹
プロデューサー:飯沼伸之
甘木モリオ
市山竜次
エグゼクティブプロデューサー:
奥田誠治
製 作 指 揮 : 島田洋一
企 画 : 長崎尚志
原 作 : 浦沢直樹
脚 本 : 福田靖
長崎尚志
浦沢直樹
渡辺雄介
撮 影 : 唐沢悟
美 術 : 相馬直樹
衣 装 : 川崎健二
編 集 : 伊藤伸行
音 楽 : 白井良明
長谷部徹
AudioHighs
浦沢直樹
音 楽 監 督 : 白井良明
主 題 歌 : T・レックス
「20th Century Boy」
VFXスーパーバイザー:
野崎宏二
スクリプター: 吉田久美子
ラインプロデューサー:
井上潔
音 響 効 果 : 北田雅也
照 明 : 木村明生
装 飾 : 茂木豊
録 音 : 鴇田満男
助 監 督 : 白石達也
監 督 補 : 木村ひさし
出 演 : 唐沢寿明 ケンヂ
豊川悦司 オッチョ
常盤貴子 ユキジ
香川照之 ヨシツネ
石塚英彦 マルオ
宇梶剛士 モンちゃん
宮迫博之 ケロヨン
生瀬勝久 ドンキー
小日向文世 ヤマネ
佐々木蔵之介 フクベエ
佐野史郎 ヤン坊・マー坊
森山未來 漫画家・角田
津田寛治 諸星
藤井隆 友民党CMのタレント
山田花子 友民党CMのタレント
ARATA 田村マサオ
片瀬那奈 敷島ミカ
池脇千鶴 アルバイトの店員・エリカ
平愛梨 カンナ
鈴木崇大 敷島ゼミの学生
三浦敏和 敷島ゼミの学生
中田敦彦 スクーターの若い男
藤森慎吾 スクーターの若い男
藤井フミヤ ケンヂの同級生
及川光博 ロックバンドのボーカル
石井トミコ 遠藤チヨ
竹中直人 ピエール一文字
光石研 ヤマさん
石橋保 ケンヂの同級生
徳井優 コンビニの本部教職員
入江雅人 ケンヂの同級生
竹内都子 市原節子
洞口依子 木戸美津子
遠藤憲一 血まみれの男
布川敏和 ケンヂの同級生
ベンガル オリコー商会の社長
田村泰二郎
横山あきお
不破万作
ナイトメア
田中健(写真)
研ナオコジジババ
竜雷太チョーさん
吉行和子諸星の母
西山潤ケンジ(子供時代)
松元環季ユキジ(子供時代)
安西壱哉マルオ(子供時代)
矢野太一モンちゃん(子供時代)
山田清貴ヤン坊・マー坊(子供時代)
上原陸フクベエ(子供時代)
澤畠流星オッチョ(子供時代)
小倉史也ヨシツネ(子供時代)
吉井克斗ドンキー(子供時代)
森山拓哉ケロヨン(子供時代)
清水歩輝コンチ(子供時代)
田辺修斗ケンジ(中学時代)
デーブ・スペクター
宮崎哲弥
ダンディ坂野
瀬戸陽一朗
平山祐介
木下優樹菜
辻修
岩尾万太郎
吉永秀平
西永貴文
阿藤快
柳生みゆ
畠山彩奈
石橋蓮司 万丈目胤舟
中村嘉葎雄 神様
黒木瞳 キリコ
声 の 出 演 : 中村正
画像は、あとで upします。