公開から1ヶ月。かなり動員は続いているようですね。
『007/慰めの報酬』
なかなか、設定も面白そうですから、ここらで見ておかないと。
【ストーリー】
初めて愛した女・ヴェスパーを失ったジェームズ・ボンドは、ヴェスパーを操っていたミスター・ホワイトを尋問し、背後にいる組織の存在を知る。早速捜査のためにハイチへと跳び、知り合った美女カミーユを通じて、組織の幹部であるグリーンに接近。環境関連会社のCEOを務める男だが、裏ではボリビアの政府転覆と天然資源の支配を目論んでいるのだった。ボンドは復讐心を胸に秘めながら、グリーンの計画阻止に動くが……。
「
goo映画」より引用。
参考サイト
excite映画 (
該当ページ)
trackback from
「007/慰めの報酬」メチャクチャもの凄い!! by
シネマ親父の“日々是妄言”
前作「007/カジノロワイヤル」の時の感想は、
ここにあります。
相変わらず、ネタバレ気にせず記事をあげちゃいます。
なので、下まで、気になるかたは、ずーっと見ないでください。
時系列に関係なく、方々trackback することをご容赦ください。
「007/慰めの報酬」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
【解説】
『007/カジノ・ロワイヤル』に続くダニエル・クレイグ版007の第2弾。前作で初めて愛した女性・ヴェスパーを喪ってしまったジェームズ・ボンドが、復讐心に駆られながらも任務に臨み、巨大な犯罪組織と対決する姿を描いていく。ダニエル・クレイグは前作同様、ジェームズ・ボンドを人間味たっぷりに表現。またアクションでも身体を張ったファイトシーンなどを披露している。本作のボンドガールを務めたオルガ・キュリレンコは、タフでどこか謎めいた魅力を持つカミーユを鋭く演じた。監督は『チョコレート』のマーク・フォースター。人間ドラマを描くことに定評のある彼が、クレイグ版ボンドの魅力をより一層引き立てている。
「
goo映画(
タイトルトップ)」より引用。
【感想】(ここでは、ネタバレはぼかします)
前作「007/カジノロワイヤル」の時の感想は、
ここにあります。
賛否あるでしょうけど、自分としては、娯楽アクション映画としては、楽しめたと思います。
確かに前作をDVDなりでチェックしていくと入り込みやすいと思いました。
でも、途中で思い出せましたよ。
原作がない作品ということで、現代性あるストーリーがつくりやすく、これが、自分には身に入ってきました。
ちょうど、「チェ39歳別れの手紙」を見たばかりなので、ボリビアネタもわかりやすかったし。
ただ、前作もだったのですが、見終わってスカッとはしない作品です。
でも、肩の力が抜けるかな。
アクションシーンの入れ方は、とても見ていて休む暇を与えないようにできてます。
このシリーズにつき物のお色気シーンが軽く、相手は、「経済マフィア」となったので、いわゆる「ど派手」なシーンや、「7つ道具」がでてこないですが、それでも、なるほどっていうストーリーと緊迫感あるアクションシーンは、自分は、好きです。
あえて、ウィットに飛んだところといえば、グリーンを始末するシーンだろうか。
あと、Mとボンドの関係がまだまだ有能な部下ではないという点もまだボンドが変わるのかなって思えてこれもびっくりしたような、納得したような。
この「人間」ジェームズ・ボンドが、「スパイ」になるときはいつか。
まだまだストーリーはありそうですね。
ちょっとジョークが得意なボンドも見たい気がするんですけど・・・。
【私の採点】(採点のあとは、思いっきりネタバレしますので(ぇ))
★★★☆
(満点10点 ★:2点。☆:1点)
スパイの復讐?って思うのですが、それをボンドとMとのやり取りに加え、そして、ボンド自身がある種冷徹なスパイとなる過程も垣間見れますが、それにしてもまあ、そんなに人って死んでるの?って感じで物語が続きましたね。
衝撃的なのは、フィールズの死に方かなぁ、ゴールド・フィンガーのあれを思い出しましたが、フィールズくらいですね、過去のボンドっぽいのは。
アクションシーンは、派手なのですが、冒頭のシーンとかは、ちょっと酔いそうなくらい、動きながら撮っているし、ボンドの目線ではなく、完全にイーブンで撮ってるのもちょっと今っぽいのかな。
カーチェイス、屋根の格闘シーン、ボリビアの街中、DC-3での戦闘シーン、それから、ラストの将軍を殺し、グリーンを捕まえるシーンもですが、圧巻は、オペラの最中かな。
あの無線機をつかったところ、それから、あそこでの逃走&グリーンたちとのチェイスはなかなかびっくりでした。
それから、”7つ道具”、はでなのはないんですが、たとえば、携帯電話で写真を撮って送り、それとボイスから該当者を検索し、ボンドに送るところとか、スクリーン付のテーブルでオペレーションをする(マイノリティ・レポートのあれとか)シーンや、クレジットカードをコントロールするところなどは、今風でいいのかもしれないですが、ボンドファンとしては、あの車から機関銃とかも期待しちゃいますかね。
それ以外にもアストン・マーチンの特別仕様とかやっぱりボンドだっていう道具もあります。
ボンドガールが脱がなかったのは、ある種驚き(ぇ)でしたし、オルガ・キュリレンコは、別の作品で、まあお見事に脱いでらっしゃいますから期待してたら、ジェマ・アータートンが・・・(爆)。
監督のマーク・フォースターは、どうしても「チョコレート」「ネバーランド」を創造するのですが、その綿密なところは生かされているかな。
そして、脚本には、今回もポール・ハギスが参加していますが、彼の存在もこの映画を緊迫感ある、「ぎりぎりでボンドは勝つ」シチュエーション作りに手を貸しているように思います。
あ、苦情はあります。
オープニングのカーチェイスシーンはいいですけど、その後タイトルで主題歌はやめましょうよ。
あそこが、ある意味苦痛でした(ぇ)。
次は、ボンドもちょっとしたジョークが言えるようになってほしいですが、それ以上にタイトルまで凝ってほしいなぁ。
【製作メモ】 from
All Cinema ONLINE
原 題 QUANTUM OF SOLACE
メディア 映画
上映時間 106分
製 作 国 2008年 イギリス/アメリカ(コロムビア/MGM/UA)
公開情報 劇場公開(ソニーピクチャーズエンタテインメント)
初公開年月 2009/01/24
ジャンル アクション/サスペンス
映 倫 -
《公開時コピー》
傷ついた心が、共鳴する。
監 督 : マーク・フォースター
製 作 : マイケル・G・ウィルソン
バーバラ・ブロッコリ
製作総指揮: カラム・マクドゥガル
アンソニー・ウェイ
原 作 : イアン・フレミング
脚 本 : ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド
ポール・ハギス
撮 影 : ロベルト・シェイファー
プロダクションデザイン:
デニス・ガスナー
衣装デザイン:ルイーズ・フログリー
編 集 : マット・チェシー
リチャード・ピアソン
音 楽 : デヴィッド・アーノルド
テーマ曲 : モンティ・ノーマン
(ジェームズ・ボンドのテーマ)
主 題 歌: アリシア・キーズ
ジャック・ホワイト
出 演 : ダニエル・クレイグ ジェームズ・ボンド
オルガ・キュリレンコ カミーユ
マチュー・アマルリック ドミニク・グリーン
ジュディ・デンチ M
ジェフリー・ライト フィリックス・レイター
ジェマ・アータートン フィールズ
イェスパー・クリステンセン ミスター・ホワイト
デヴィッド・ハーバー ビーム
アナトール・トーブマン エルヴィス
ロシー・キニア タナー
ジャンカルロ・ジャンニーニ マティス
ホアキン・コシオ メドラーノ将軍
グレン・フォスター ミッチェル
フェルナンド・ギーエン・クエルボ
カルロス大佐
スタナ・カティック
ニール・ジャクソン
※写真関係はあとで追記します。